2021/11/04
バイナリーオプション
為替市場の事知っていますか?     ~初心者が覚えるべき各市場の特徴~

世界の為替市場とは

外国為替市場は基本的には、

土曜日と日曜日以外は24時間取引可能となっております。

 

なぜなら、世界中のどこかで外国為替市場がオープンしていて
常に為替が取引されているからです。

 

次に各時間帯の市場の特徴を解説していきます。

自分が取引している時間帯にどのような特徴がある把握して頂ければと思います。

 

為替市場の取引時間

主な市場の場所と時間は下記の通りです。

 

オセアニア:朝7時〜夕方16時(サマータイムでは朝6時〜夕方15時)

日本:朝9時〜夕方18時

ロンドン:夕方18時〜深夜3時(サマータイムでは夕方17時〜深夜2時)

ニューヨーク:夜22時〜朝7時(サマータイムでは夜21時〜朝6時)

 

冬時間を基準とした場合

日本からみた各市場の取引時間です。冬時間を標準としています。

サマータイム

日本からみた各市場のサマータイムの場合の取引時間です。

 

 

オセアニア時間の特徴

オセアニア市場はオーストラリアのシドニー市場

ニュージーランドのウェリントン市場の2つを

中心とする外国為替市場です。

 

朝早いのが原因でトレードを行う参加者が少ないため、

何かあると相場が大きく動く不安定な相場となります。

 

また、大きな節目となる水準がある時は

その水準が狙われて短時間で大きく相場が動くこともあるため、注意が必要です。

 

オセアニア市場の豪ドルとニュージーランドドルは

資源国通貨(鉱物資源や農産物に恵まれおり、それらをメインに輸出している国の通貨)でもあります。

 

資源国通貨は原油や金の価格などに影響を受けやすくなっています。

またインフレになったときでも買われ続けるといった、

他の通貨にはない特徴を持っています。

 

 

月曜の朝に窓を開ける  

週初め最初に開く市場なので、チャートの窓が開きます。

窓というのは、金曜日の終値と月曜日の始値で大きく乖離した時にできます。

 

FXにおける窓とはチャートのローソク足とローソク足の隙間のことを指します。 窓は市場が閉まる金曜日の夜 の終値から、市場が開く月曜日の朝の始値の価格差で発生する事が多いです。

 

土曜日・日曜日に、世界的に影響がある出来事などが起きると窓ができやすくなります。

この動きにも注意しながらトレードを行う必要があります。

 

 

 日本時間の特徴

日本市場は朝9時に始まります。

この時間帯はレンジ相場になりやすいです。

 

9時55分の仲値の動きに注目

仲値とは、金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートのことです。

金融機関が毎朝9時55分の為替レートを参考に決定します。

 

また、9時55分から10時から5分間は

一般企業や大手銀行などの大口の注文が入り、

相場が上下する傾向がありますので注意が必要です。

 

ゴトー日も注意

ゴトー日と呼ばれる5と10がつく日は企業の決済日が多く

海外への支払いのためにドルが必要になることから、ドル高・円安になりやすいといわれています。

 

ゴトー日と呼ばれる5と10がつく日は企業の決済日が多く、  海外への支払いのためにドルが必要になることから、ドル高・円安になりやすいといわれています。

 

※ゴトー日は5の倍数の日で休日・祝日の場合は前倒しになります。

 

また、日本市場の相場とNY市場の相場は連動する傾向にあり

似たようなチャートの動きをすることが多いです。

その為、日本市場でトレードが上手く出来る時は

NY市場も攻略のヒントになりますので意識してください。

 

 

ロンドン時間の特徴

ロンドン市場は18時に開きます。

(サマータイムでは17時です) 

 

通貨全体の取引量の40%なので、東京市場と違い相場が活発的になります。

オープンしてすぐは値動きが激しくなり注意が必要です。

 

ロンドン市場は17時に開くのですが

ドイツのフランクフルト市場のみ15時に開くため

(サマータイムでは14時です) 

そのタイミングで急激な値動きが発生する可能性がありますので

15時も注意が必要です。

 

また、ロンドン市場に入った瞬間、

東京市場で形成されていたレンジ相場をブレイクし

トレンド相場作る場面が多くなるので東京市場と違う目線を持ち

相場分析をしていきましょう。

 

 無理に取引を行わずニューヨーク市場を待つ事もオススメします。

 

 

ニューヨーク時間の特徴

ニューヨーク市場は22時に始まります。

 (サマータイムでは21時です) 

 

ニューヨーク市場が開くタイミングは、

ロンドン市場が開いていることもあり、他の時間帯のよりもさらに相場が荒れやすくなる為

ニューヨーク市場が開く前後30分以上は相場の動きに気をつけてください。

 

また、この時間帯には重要度の高いアメリカの経済指標が発表される事が多く

相場が急変する場合もあるので、経済指標を確認し備えておくことが必要です。

 

ニューヨークオプションカットに注意

24時はニューヨークオプションカットと呼ばれる(サマータイムでは23時です) 

通貨オプションの権利行使の期限時刻となっており、

オプション取引の権利行使によって損益が確定することから

これに合わせて投資家が自分の持っているポジションを

有利にしたい為、取引が多くなると言われています。

 

ニューヨークオプションカットは毎日ありますので

24時前に相場が荒れていなか確認しならが取引をしてください。

 

ロンドンフィキシングに注意

ニューヨーク時間の25時には、 (サマータイムでは24時です) 

ロンドンフィキシングの影響で値動きが荒れることがあります。

 

ロンドンフィキシングとは

ロンドン市場の値決めのことをいい、日本の株式市場で言う仲値のようなことです。

特に、月末になるとユーロやポンドの値動きが激しくなります。

また、ロンドンフィックスは投信の設定にも利用されるので、

ドル円にも動きが出てくることがあります。

 

22時〜午前2時頃は、ここまで紹介した要因やロンドン市場とニューヨーク市場が

被っており取引量が多いことから大きな値動きを起こしやすいです。

 

 

取引時間に関する注意点

今まで各市場の特徴について紹介してきましたが
さらに下記の点も注意しトレードをして頂ければと思います。

■夏時間と冬時間

アメリカのサマータイムの関係で、
夏時間と冬時間で取引時間が1時間ずれるので注意しましょう!

 

私達は冬時間(通常時間)を基軸とし

夏時間の期間は1時間前倒し、相場は動いていきます。

 

要約すると夏場は同じ午前9時でも実際は午前8時になるという事です。

 

夏時間と冬時間の期間は

 

夏時間

3月第2日曜日~11月第1日曜日

冬時間
11月第1日曜日~3月第2日曜日

 

になります。

 

外国為替市場における1日は、

米国が夏時間であれば午前6時~翌午前6時冬時間であれば午前7時~翌午前7時というのが基本です。

 

例えばアメリカの雇用統計は、
夏時間では21:30、冬時間は22:30に発表されます。

 

このように夏時間と冬時間で取引時間が1時間ずれるので注意しましょう!

 

 まとめ 各時間帯の特徴を理解する事

各市場の特徴をお伝えさせて頂きましたが

この記事を見てくださっている中には

・サラリーマンの方

・子育てをしている方

・学生の方

など様々な方がいると思われます。

 

 

皆さん1日中相場を見ているわけではなく

見れる時間が限られてしまってくると思います。

 

 

まずは、自分がトレードする時間帯の

相場の特徴を確実に覚え、実際に自分のチャート画面と

照らし合わせ、自分で確認して見て下さい。

 

 

こうする事によって、トレードをする前に

一つ余計な負けを減らす事が可能になります。

 

 

少ないチャンスを確実に勝って終えるように

まずは、負ける可能性がある所を一つ一つ確認し

排除していき、勝率を高めて頂ければと思います。

 

 

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