2021/11/03
教育金融
金融リテラシーの低い日本       ~なぜ投資をする必要があるのか~

この記事ではなぜ、日本が金融リテラシーが低く
今後生活をしていくうえで投資が必要になる事について
お伝えしていきます。

 

金融リテラシーの低い日本は
そもそも「投資」という発想がない

まずはじめに、日本は先進国の中でも

特に金融リテラシーが低い国です。

 

どういうことかというと、

お金に対する理解や分析が足りず、

更にお金を儲けること、稼ぐことに対して、基本的に

悪いイメージを持っているひとが多いです。

 

 

例えば、脱税やオレオレ詐欺、政治家の裏金など

結局悪いことをしなければ、大金は稼げないと考えさせられるような

ニュースを多く見てしまっているのでメディアによる印象操作も

原因の一つかもしれません。

 

 

その為、お金は汗を流して稼ぐものという

考えを持っている方が多いのも事実です。

 

 

さらに、投資という存在を知ったとしても、

日本人は投資についてのマイナスイメージも依然として強く、

諸外国と比べ、個人あたりの預金の比率が高く、

国民性としても貯金好き・投資嫌いの傾向になっています。

 

下記が実際に調査されたデータとなります。

 

海外と日本での家庭内で保有している資産の内訳の比較

引用:資金循環の日米欧比較

 

 

日本人は貯金をする

働いて稼いだお金を好きなことに使うことよりも、

一般的に将来の不安や何かが起こった時の備えとして

お金を貯めておくべきだという教育を受けているからか、

日本人は給料を貯金をして使わない人が多いです。

 

 

歴史を紐解くと、その原点が見えてきます。

約400年前、江戸時代においてはお米中心の経済で

貨幣を使う事が出来る最低の身分は商人でした。

 

時代が進み明治になって、貨幣が国民の生活に馴染み始めます。

さらに富国強兵の国家方針で、富を国家に集中させ、

軍事力を高める為に郵便局へお金を貯金させて、

国家予算と同じように使いました。

 

 

この時まさに、国によって「貯金が良いもの」いう教育をされました。

これが冒頭で述べた事と紐付いてくるのではないでしょうか。

 

 

また、本人はシンプルにお金そのモノとして

紙幣や貨幣が好きなのでできるだけ使いたくない傾向にもあります。


学校でお金の事を教えてくれない

日本でも2022年から高校の家庭科の授業で

資産形成について勉強する事が決定致しました。

 

それまでは小学校・中学校・高校では基本的に学ぶ機会が無く、

親や周りの人間、日常生活からも

お金の知識を学べる機会がありませんでした。

 

 

仮に親から学べることとしても、

貯金・保険・年金など今後に備えたことしか分からず、

具体的な運用や増やし方は分かりません。

 

これは親が悪いのではなく、親も同じような

カリキュラムの勉強をしてきたことが原因なので

しょうがない事かもしれません。

 

 

大人も正しい金融知識がなく

社会人になってからお金に興味を持つようになるも、

お金をどうしたら良いのかわからず、貯金を頑張る人もいれば

一方では散財してしまう人もいます。

 

ただ、現実はそういう訳にはいきません。

 

高齢者は増え、年金は減り、

今まで当たり前としてきたことを行っても

安心して暮らせ無くなってきてしまっています。

 

 

だからこそ今まで誰も教えてくれなかったと言い訳をせずに

これからの時代で生きていく為には、お金の知識は今まで以上に必要となります。


なぜ投資をする必要があるのか

今では信じられませんが、今から約30年以上前は

日本の銀行の金利は年間で5%の時もありました。

 

 

単純に100万円を口座に預けていれば

1年で105万円になった良い時代があったわけです。

 

もし今現在もこのように、

年利5%以上増えるような時代であれば

銀行預金をどんどん利用した方が良いですね。

 

 

ただ、2021年の現在

日本の銀行の金利はいくらになっているのか?

ご存知でしょうか?

 

銀行によって多少の差はありますが

日本の銀行の金利は、0.001%から高くても0.01%くらいです。

定期預金でも高くて0.25%になっています。

 

 

1年間で100万円を預けていても100円も増えないくらいの金利です。

金利が高かった時代でしたら、

預金として預けておけばある程度の資産を形成できました。

 

 

数字を見て分かるように現在は低金利の時代です。

貯蓄だけで資産を増やすことは不可能です。

さらに、給与の低下・年金支給額の低下もみられます。

 

 

ここまでのお話を整理すると、
昔はそもそも、国の方針として貯金が是とされており、
その考え方が日本人の国民性として根ざしていました。

 

また、預金の金利も高く、通常預金自体に
そこそこのメリットがあったのもまた事実です。

 

しかし、今の時代の日本において、
預金に対するメリットはほとんど無く、
いままでどおり考えなしに預金していると、
長い目で見て大きく損をしてしまうことになります。

 

このことより、最低限の預金を残したらその他に関しては、

適切な方法で確実に資産運用をし自分で資産を増やしていく必要があります。

その為に投資が必要になってきます。

 

 

投資にはもちろんリスクがありますが
「投資をしないこと」もまた十分大きなリスクである
ということも知っておかなければいけません。


 

まずは、投資を知り、どのような方法とリスクがあるのかを理解してみてください。

投資について考えることは、人生を考える事でもあります。

自分の人生を豊かにする為にも投資を知り、理解し、行動する事が必要です。


「投資=危険」というイメージがある

投資=危険と考える人の多くは、
投資に触れた事がなく知識が無い人のイメージでしかないです。

 

当然、やったことがないことを初めて行うときには、
最初は何が起こるかは誰にもわかりません。

 

 

仮に周りの大人が正しい金融知識を持ち
投資が安全なものと分かっていれば
現在も日常生活の中で投資と関わっている可能性はありますが

投資=危険という認識で育ってしまった場合は
そうはいきません。

 

つまり日本の文化、社会性が故に
投資=危険というイメージが勝手についてしまっているのです。

 

当然やり方もわからないまま初めて適当に行えば
資金を溶かす可能性も高く危険と言えるかもしれませんが、
こうする事でリスクを減らすことが出来る、
こうやれば勝率が上がるなど手段を知ることで
必要以上に恐れるずに始めることが出来ます。


「投資=ギャンブル」ではない

そもそもギャンブルとは、胴元がおり
ギャンブルは、賭け金の一部を利益として差し引いたうえで、

残りの金額を結果に準じて配分しており、胴元が勝つようになっています。

 

 

また、確率を追うことも投資より難しく

運任せの部分があるのも事実です。

 

 

要は、どっちが勝つかわからない物にお金を掛けて、

ドキドキすることを楽しむのがギャンブルの本質です。

 

それに比べて投資は過去の歴史が長く、過去のデータから予想がしやすく
自分の実力や分析力で勝率を高める事が出来ます。


 

投資や金融商品には種類はたくさんありますが
各ポイントを抑える事により、運任せではなくなり
リスクを自分自身でコントロールできれば、
預金より効率の良い資産運用になるのです。


勉強しないと危険な目に遭う

先程はギャンブルと違うとお話しましたが、

投資はお金が増える分もちろんリスクもあります。


投資だけの分野で稼いでいる人沢山がいる中で
その中に自分も入りこれからお金を増やそうとしているので
知識がない状態で挑むと、それこそギャンブルになってしまい
大きな損失を出してしまう可能性が高くなります。

 

 

そうならない為に最低限の勉強が必要で、
勉強をすればするほど、ギャンブル要素が少なり、
勝てる確率が上がっていくのです。

 

こちらの記事で
投資の基礎となる考え方をご紹介していますので
投資初心者やこれから勉強したいとお考えの方確認してみてください!

→ 投資の基礎となる考え方をまずは理解する

  

 

まとめ 投資を避けているあなたへ

今での教育だったり、イメージにより
投資を避けていたかもしれません。

 

それはあくまで正しい金融知識に触れたり

学ぶ機会が無かった事が原因なので、

それはある意味仕方のない事です。

 

しかし、今の日本の経済を見たときに

ただ、預金している事やそれを知り何も動かない事の方が

よっぽど危険でリスクのある行為です。
いつか必ず、「知らなかった」では済まされない

そんなタイミングが来るはずです。

 

 

行動の早い人は、既に数年前から投資を学び

「思っていたよりは難しいものではない」と気付き

既に投資で生計を立てている人も沢山増えています。

 

 

今まで抵抗があった方もまずは、

少しずつで良いので知識を本やネットから取り入れていき、

どういう風に資産を増やすのか、そして守るのかを

常に考え、慣れる事から始めてみてください。

 

 

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