2021/11/10
バイナリーオプション
勝率を上げる為に分析が必須 ~バックテストを用いた上級者編~
トレードの振り返り上級者編
以前の、勝率を上げる為に分析が必須~負けた原因を徹底的に追求する~の記事でも、
トレードの振り返りの重要性について紹介してきましたが
今回はさらにレベルアップした振り返り方法である、
「バックテスト」を用いた分析方法を紹介していきます。
バックテストを取れる人の優位性
バックテストとは、簡単に言えば過去のデータを用いて、
どれぐらいの勝率や損益が出るのかシミュレーションすることです。
ただ、過去の膨大なデータ全てを確認して分析するには
人力では追いつかないこともあるので、
バックテストを取るためには、ツールやプログラムを使用するのが一般的です。
得たデータを元に過去の自分のエントリーしたポイントの分析をしたり、
他にも自分が使ってみたいノウハウやルールの勝率を計算したりする事も出来ます。
バックテストを行う事により、
様々な期間、様々な通貨、時間帯ごとに
下記のようなデータを取得することが出来ます。
・取引回数
・勝数
・負け数
・勝率
・負率
・連勝数
・連敗数
・総利益
・総損失
様々な項目のデータを詳細に数値化することが出来るため、
自分の頭ではなんとなく理解していた
〇〇の動きがこうだったから狙い所で勝てたとか
この値動きだったからというように
今まで感覚的に行っていた振り返りよりも
さらに細かく分析する事が可能です。
こちらが実際にバックテスト結果が表示される画面です。
※GeNaの無料体験で利用出来るツールのバックテスト結果となります。
上記のようなデータを数値化できることによって
例えば、連勝数・連敗数を見ればインジケーターの苦手な相場がわかりますし、
勝率を見れば、相性の良い通貨や時間足なども分析が可能になってきます。
メリットは分析自体だけに留まりません。
バックテストは設定をすれば自動的に取得できるものが多いので
取得したいデータのロジックを設定しておき、
あとは自分の時間を自由に使えるので時間を効率よく使うことが出来ます。
また、バックテストを取得するということは
そのロジックの詳細も理解することができますので
ロジックに対する理解も深まり、
普段より短い時間で自分のエントリーやロジックの分析の時間が出来、
圧倒的に時間の短縮が出来ます。
もちろん、自分でコツコツ分析する事もとても大切ですが
仮に自分で一年分の分析を行っていこうとした場合
分析項目が細ければ細かいほど膨大な時間がかかってしまいます。
先ほども記載したように
設定さえしてしまえば基本的にシステムやツールがデータを取得してくれるので、
何年分も自動で行ってくれる分、時間の短縮に繋がります。
このようにバックテストが自分で取得・分析出来るようになれば
自分がエントリーに使っているノウハウやルールが
・過去の相場では有効だったかどうか
・現在の相場では有効なのかどうか
上記のような内容を
実際にトレードしなくても数値として表してくれるので、
自分の体感や経験といった曖昧なものではなく、
データに基づいたトレードが出来るようになります。
データを元に分析したロジックを常日頃から使っていれば、
収益や勝率が安定しますし、何より勝敗の原因がはっきり分かるようになるので、
バックテストが出来るトレーダーは、できない人より大きな優位性を持つことになります。
「どの数値に着目するか」も大切
実際にバックテストが取れる方で
裁量トレードを行われている方でも、
「ある落とし穴」にハマってしまうことがあります。
それはバックテストの数値を見て分析する際には、
最もわかりやすい「勝率」という数値に目がいきがちという事です。
もちろん勝率は大切ですし、見るべき数値ですが、
最大連勝数や最大連敗数の数値がどのようになっているか
ということが非常に大切になってくることがあります。
例えば、いくら勝率が高くても、
最大連敗のポイントにハマってしまったら
一気に資金がなくなってしまう可能性があります。
極端な話、20回負けてから80回勝っても勝率80%です。
勝率だけ見ていると、こういった20連敗を見逃すこともあります。
だからこそ、バックテストを取りながら最大連敗数を減らす方法を
見つけることも大切になってきます。
そういった落とし穴にハマらない為には、
実際の取引結果がどうなっているかを数値として理解することが大切です。
自分のトレードしたポイントのデータを確認し
その時のインジケーターの数値がどうなっているか確認します。
その数値から情報を読み解き言語化する事が大切です。
言語化する事によって新しいトレードルールを作る事が出来たり
新しいロジックを考え出す事が出来ます。
もし、そういった作業がが苦手だなと思う方は
まずは、実際のデータを見比べて
一個一個気になる箇所を書き出しで比較してみる事をオススメします。
バックテストにおける前提の勝率
ここまでは、勝率以外の数値も大切、というお話でしたが、
そうは言ってもやはり勝率というのは
取引の分析には欠かせないデータです。
バックテストでデータを取得したら、
まず「損益分岐点」となる勝率を前提として、
分析していくことが大切になってきます。
損益分岐点とは簡単に言えば利益と損益の分かれ目です。
簡単に言うならば、トレードの勝率を何パーセントをキープ出来れば
利益が出るのか?という勝率の事をいいます。
ではここで、
5分取引 ペイアウト率 1.85倍
というよくある取引の損益分岐点について考えてみましょう。
基本的な計算式は
100÷ ペイアウト率= 損益分岐点 となります。
これに当てはめると
100÷1.85=54.054054054 になりますので
この場合、損益分岐点となる勝率は約54.06%になります。
バックテストの結果を見る際は
バイナリーオプションは二択だから、
「50%」を超えてれば良いというわけではなく、
最低でも損益分岐点となる「54.06%」を超えていないと
そもそも利益がでなくなってしまいます。
損益分岐点は、ペイアウト率によっても変わってくるため、
その都度自分の取引に合わせて計算する必要があります。
もしバックテストを取った結果、
勝率が50%とか53%なら別の手法を考えなければいけません。
ですが逆に、勝率が55%を超えたり、
60%以上なら自信を持って淡々とトレードが出来ます。
これに合わせて、最大連勝数や最大連敗数などの
勝率以外の数値にも注目できると、より深い分析ができるようになります。
特に、勝率が高く、連敗率が低いようなロジックは、
安定した取引ができるいいロジックと言えるでしょう。
まとめ 自分でバックテストを取れる事は大切
今回はトレードの振り返り上級者編ということで
バックテストを交えた振り返り方法についてお話しました。
分析の精度を上げる事は非常に大切です。
そのためには、遅かれ早かれバックテストが必要になってくるのですが
バックテストを行う為には多少のプログラミングの勉強をするか、
自分の代わりに代行してくれるツールが必要になります。
プログラミング系の専門職以外の方は慣れていないので
大変かもしれませんがバックテストが出来るようになることで
確実なトレードを行う事が出来ますし
数字を信じる事によってメンタル面の迷いなどもなくなるので、
バックテストできる技術をみにつけることは非常におすすめです。
また、バックテストをとってみて良い結果が出れば
自分自身で有効なトレード手法だと確信を持つことが出来るため、
他人からの情報や、どんな本やインターネットの情報よりも根拠があります。
実際、「高勝率!」と謳われてネットで販売されているツールの
バックテストをとってみたら、実際の勝率はボロボロだったりとか、
勝率自体は許容範囲でも、連敗率が高すぎるものだったり、
自分の視点で初めて見えてくることもあったりします。
さらに、バックテストの検証期間が長ければ長いほど
データの信用度は高くなり、自分の自信にも繋がります。
勝率を上げトレードを確実なものにする為に、
これを機会にぜひ挑戦してみてください!
GeNaでは、過去10年以上のバックテスト結果を基に
どういった相場にどのようなインジケーターが今有効なのか、
どういう目線を持つと資金を失わずに済むのか、ということを
徹底的にデータ化し最大連勝数や最大連敗数などの
勝率以外の数値と算出可能な項目を深く分析し、
他では提供出来ない安定したツールの提供を行っております。
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